2020年11月 石鎚山登山 その2

god-field

2020年12月02日 20:50



瓶ヶ森キャンプ場


登山レポのまとめ版はこちらのサブブログに掲載しました。
                
Sun&BlueSky 2nd season




【PM13:00 下山開始】

弥山山頂では握り飯だけ食べてから、下山を開始する。
下りは鎖場を降りずに、迂回路の登山道をくだる。
谷側に手摺がついて無いので解放感抜群。景色最高の空中回廊といった感じ。



【PM14:15 土小屋登山口 到着】

下山の所要時間はわずか1時間ちょっと。
朝の出発から約5時間。土小屋コースはちょうどよい日帰り登山コース。
出発の時には気付かなかったが、この看板の左下に登山届用のポストが付いていた。




駐車場まで戻ってくると、さらに車と人の数が増えていた。
観光客の人の中にはツーリング中のバイカーの姿も目立った。



駐車場前には綺麗な建物。
モンベルショップ、屋外テラスのある喫茶店、2階はレストランになっている。



ここでは1階の喫茶室でおにぎりとお茶だけ頂き、お土産を買った。
店内には登山用品もそろっているので、登山用具の忘れ物しても安心。




【PM15:30 瓶ヶ森駐車場 到着】

ここまでは車で移動。
石鎚山から瓶ヶ森までの縦走登山道もない訳では無いが、車移動が楽ちん。
駐車場はかなり広いので、いつ来ても満車の心配はなさそう。



ここで、今日背負っていた登山用の40Lザック(Z40)とテント泊装備用の75Lザック(バルトロ75)とスイッチ。
(どちらも“グレゴリー”のザックだけどロゴが少し変わってますね)




【PM16:00 瓶ヶ森登山口 出発】

今日は瓶ヶ森の山頂へは向かわずに、本日の幕営地のキャンプ場に行く予定。



キャンプ場は2カ所あるみたい。
暗くなる前に設営して晩御飯までは食べたいので、近い方の第2キャンプ場にしようかな。




キャンプ場までの道はほぼ平坦。
75Lのザックは荷物満載で重いけど、キャンプ場までは近いので全然余裕。




受付の白石小屋に到着したが、すでに閉鎖されて営業していない様子。
「勝手に泊まっていいのかな?」




【PM16:30】

本日の我が家の設営完了。
(絵ずらがいつもと一緒ですね・・・、そろそろ新しいテント欲しいな。。。)



この日の第2キャンプ場には私一人、まさに貸し切り状態。
(駐車場には30台ほどは車停まってたけど、みんな日帰りか第1キャンプ場のほうかな?)
行楽シーズンの3連休にキャンプ場貸し切りのこの贅沢!
(実は少し寂しくて、心細いかも・・・)




一人晩飯を食べながら、沈みゆく夕日を眺める。
今日登ってきた石鎚山に日が落ちていく。



食後のコーヒーを飲みながら、非常に静かでゆっくりとした時間が流れていた。。。
もう、することは何も無いのでスマホでお気に入りの音楽を流しながら
寝袋に包まる、夜8時には就寝。


【翌朝 AM4:00】

夜中、風の音で目を覚ます。
少し風のおさまったのを見計らってテントから顔を出すと、
綺麗な星空が広がっていた。



外はかなり寒かったが、綺麗な星空にテントの外に出てみた。



天の川を探してみたが、どうやらこの時間には既に地平線に沈んで見えないらしい。
天の川の尻尾の部分だけがぼんやりと確認できた。




【AM7:00 御来光】

本当は暗いうちからテント場を出発して、山頂での御来光を拝みたかったのだが
知らない道を暗い中ひとりで歩くのが嫌だったので結局、明るくなってからの出発。
山頂に向かう途中で、中途半端な御来光に・・・



テント場から瓶ヶ森山頂(女山)までは、わずか1時間の距離。
途中、山頂で御来光を拝んでこられた登山者数名とすれ違った。




【AM7:20 瓶ヶ森山頂 到着】

昨日の石鎚山に続き、この登山2つ目のピーク。



瓶ヶ森山頂 標高1897m
(看板の作者、石鎚山と一緒?)




山頂からの景色は、すごい雲海が広がっていた。



カメラを構えている登山者が、雲海の波に巻き込まれそうな勢い!



「山頂は寒いけど、この景色のために登ってくる価値はあるよね」
昇ってくる太陽がすごく温かく感じる。。。




山頂で写真を撮って頂いたカメラマンさん。
昨日の夜10時から山頂に上がり、寒い中で朝までカメラを構えていたそうです。
きっと素晴らしい星空と御来光が撮れたことでしょう。
(本当に綺麗な写真を撮ろうと思ったら、それぐらいの気合が必要なんですね)




【AM7:50 男山山頂 到着】

瓶ヶ森には女山と男山の山頂がある。標高は女山のほうが高い。




【AM8:10 登山口 到着】

下山もあっという間に登山口まで戻ってきた。
ここでトイレを借りる。第2キャンプ場にはトイレは見当たらなかった。

私は右回りで女山から登ったが、普通に登山するなら左回りで男山を登ってから
女山の山頂を踏み、石鎚山と瀬戸内海の景色を見ながらゆっくりと下山するのが良いかな
(個人的には)
どちらにしても、非常に登りやすい山です。




キャンプ場に戻る途中で「瓶つぼ」に立ち寄る。



分岐からは数分で到着。
瓶ヶ森の名前の由来ともなっている「瓶つぼ」



どこかパワースポット的な雰囲気を感じる。
湧き水が溜まったものだが、どうやってこんな形状になったか不思議だ。

「これが温泉だったら一人で入るのにはちょうど良いな。昨日は風呂入ってないし」(不謹慎)
もちろん、そんな事しませんけどね(笑)




【AM10:30 テント撤収完了】

テントに戻り、朝飯のラーメンを食べてからは暫くのんびりとする。
この日も天気がいいので、テントを暫く乾燥させてから、ゆっくり撤収。



今回のテント泊で新たに導入した寝袋。
“mont-bell アルパインダウンハガー800 ♯1”

昨晩は氷点下近くまで気温が下がっていたと思うが、快適に寝ることが出来た。
やっぱり今まで使っていた♯3とは断熱性能が格段に違っていて感動した。
これでテント泊の使用範囲も広がりそうだ。(荷物はすごい嵩張るけどね)




【AM11:00】

瓶ヶ森を後にする。
右側のピークは男山。左側のピークが最高峰の女山。
見るからになだらかで穏やかな山だと分かる。

瓶ヶ森は、日本三百名山および四国百名山。
愛媛県第3位、四国で5位、西日本でも第7位の高峰ということだが、
登山口からの標高差が無いため、誰でも気軽に登れる良い山だと思った。


おまけ

帰る途中に、行きも通過した「UFOライン」を見学。
(リンク先の、いの町の動画に映っているのが瓶ヶ森ですね)

今度は快晴に恵まれて、景色も綺麗に見えた。





ドライブもいいけど、自転車で走っても気持ちがよさそう。



UFOラインに沿って、登山道が繋がっている。
今度はここを歩くのもいいかも。

この日は瓶ヶ森登山だけなので、夕方には徳島の自宅に帰着できた。




【天狗岳山頂にて】

今回の石鎚山登山は快晴に恵まれたので良い登山が出来た。
11月末にしては気温も暖かかったが、もうすぐ12月。
冬山はやらないので、これが今シーズン最後の登山かな?
オフシーズンは、ランニングや自転車でトレーニングしないといけませんね。

おしまい。


















































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