2018年06月13日
2018年6月 燕岳登山
6月の燕岳に登って来ました。
残雪の残る6月の燕岳に登って来ました。
今回は、6月3日に行われた第4回安曇野ハーフマラソンに参加。
そのまま帰るのはもったいないので、休暇をとってそのまま安曇野にとどまり
翌日に燕岳登山を計画していた。
安曇野ハーフマラソンは今年で3回目の出場。
毎年、それぞれ遠方で暮らしている兄弟3人が、年に1回集まり参加している恒例行事。
結果は、暑い晴天のなかバテバテになりながらもなんとか完走。
自己記録更新。
翌朝、5時起床。
前日のマラソンの筋肉痛をひきづりながら登山口の中房温泉に到着。
平日の月曜日ということもあり、駐車場は一番手前の第一駐車場に余裕で停められた。
こちらで登山届けを提出。
今回の予定は、燕岳登ってそのまま帰ってくるだけの日帰り登山。
【AM6:40 登山口出発】
いつも通り、出だしの急登をひたすら登っていく。
前日に自分の体力の全てを出し切ったマラソンの代償で身体はボロボロ・・・
疲労で重い足と、全身筋肉痛のぎくしゃくとした動きで全然スピードは上がらない。
(一応、1ヵ月ほどはジョギングしてトレーニングしたんだけどなぁ)
【AM7:10 第一ベンチ到着】
それでも30分ほどで第一ベンチに到着。
燕岳は子供の頃から、登山・ハイキング・縦走含めて10回は足を踏み入れているので
身体は疲れていても、登っていてとても安心感がある。
【AM7:40 第二ベンチ到着】
マイペースな登りスピードで、ベンチ間を30分ペースで通過。
重くて動きずらかった身体も少しづつ慣れてきた。ただ、このへんから気温が上がってきて暑い。
昨日のマラソンも27℃ほどあったが、この日もそれぐらいまで上がりそう。
「残雪目当てに登りに来たのに、これじゃ夏山登山だな」
【AM8:10 第三ベンチ到着】
第三ベンチは、登山者と今朝・山頂から降りてきた下山者で賑わっていた。
下山してきた人曰く、昨日の山頂の景色は素晴らしかったらしい。
期待に少し胸が踊る。
このあたりから時折、木々の間から山の景色がのぞく。
たしかに天気は雲ひとつ無い、絶好の登山日和。
同じペースで登るほかの登山者と「あれはどこの山だろうか」と話しながら楽しく歩を進める。
【AM8:40 富士見ベンチ到着】
ここで始めて荷物を下ろして補給食をとり、少し休憩。
このベンチも木陰になっているが、少し開けた視界の正面に富士山が見える。
その名のとおり「富士見ベンチ」
でも、いつも見られる訳ではないので今日の素晴らしい天気のおかげかな。
【AM9:10 合戦小屋到着】
ここまできっかり、ベンチ間30分ペースで合戦小屋まで到着。
私の登るタイムは時計をみて決めている訳でもなく、あとでスマホの写真記録で
時間を確認しているだけ。
登山者それぞれが登るペースを考えて、均等に配置されている各ベンチと
それを整備してくれている人の存在に気づき、ちょっと感心してしまった。
ホント、燕岳は登りやすい山です。
合戦小屋は現在トイレの建替え中。もちろん仮設トイレが設置してありトイレは使える。
名物のスイカもこの日はまだ販売していないみたい。「まだ6月だしな・・・」
それにしても、この日は暑く。昨年の同じ時期に登ったときとは全然、景色が違った。
2017年6月5日 撮影
2018年6月4日 撮影
ここから先は残雪が予想されるけど、それにしても雪が少ない。
合戦小屋に下りてくる人を観察していても、靴にアイゼンやチェーンスパイクなどの
滑り止めをつけて下りてくる人はほとんど居なかった。
(せっかく、この日のために6本爪の軽アイゼン買ってきたのに・・・)
とりあえず様子を見て、アイゼンはつけずに先に進む。
すると。。。
「雪だ~」
この日の高い気温で雪はグサグサに緩んでいるので
アイゼンつけなくても軽いキックステップで登っていけそう。
【AM9:50 合戦尾根の頭】
ここから先もだいぶ雪が残っていた。
雪上には目印が立っていて、他の登山者の踏み跡もあるので迷う事も無く安全だ。
雪の上は少し歩きにくいが、ザックザックと雪を踏む音はなんとも涼しげに聞こえる。
時々、雪を拾って頭や首筋を冷やすと冷たくて気持ちいい。
ここから燕山荘までは尾根伝いの道になり、見晴らしも良い。
振り返ると安曇野の町まで綺麗に見える。
前を向くと残雪の白、振り返ると6月の新緑の緑と、この時期ならではの眺め。
燕山荘直下
「ここより先山頂まで雪はありません。アイゼンは不要です。」
の看板
この時期、燕山荘までは夏道を使わず冬道を行く。
いつも通る夏道はこんな感じで雪に覆われていた。
なので、燕山荘まで直登の冬道を行く。
こちらは雪は全く無い。直登りで急に感じるが、
燕山荘がすぐそばまで見えているのでそんなに苦では無かった。
【AM10:40 燕山荘到着】
いつもの正面玄関ではなく、裏口に到着。
登山開始からちょうど4時間。
目の前には燕岳山頂が見えてる。
長くなったので、つづく。。。
Posted by god-field at 23:43│Comments(0)
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