2020年09月07日
2020年8月 三嶺剣山縦走登山 その3
Road to “JIROGYU”
【2日目 前半】
【AM5:00 起床】
テントから顔を出すと東の空が明るくなっていた。
昨晩は夜12時ごろ、辺りの足音に眠りを覚まされる。
気付いたらテントの周りを野生の鹿たちに囲まれていた。
テントの外に食料は出していないはずだが、どうやら近くで草を食べているようだ。
バリバリ、ムシャムシャ。眠気が吹っ飛ぶような凄い音がする。
(これが北アルプスで熊に囲まれていたら怖かっただろうな・・・)
昨晩のガスも明け方にははれて、綺麗な朝焼けが見える。
朝は少し冷える、と言ってもTシャツの上に薄いライトダウンを羽織る程度でちょうど良い気候。
爽やかな朝。
【AM5:50】
野営場からの御来光。
ここからだと、雲海や山裾から上る御来光は拝めない。
が、木々の間から太陽が昇ってきた。
すぐに空が明るくなり、遥か彼方の雲海まで見える。
朝陽に照らされた三嶺が綺麗だ。
(改めて感じたが、三嶺って本当に綺麗な山ですね。)
三嶺を眺めながら朝食を頂き、10分ほどかけてテントを撤収する。
ここでの昨日からの利用者は私を含めてテント3張り。
避難小屋には5名ほど泊まっていたようだ。
【AM6:20 白髪避難小屋 出発】
十二分に景色を楽しませてくれた白髪避難小屋の野営地をあとにする。
【AM6:30 平和丸】
林を抜けて、見晴らしのいいところに出ると、そこが“平和丸”。
高知県側の山脈がはるか遠くまで見通せる。
そして正面には笹で覆われた、緑の優しくたおやかな稜線。
まさに「これが四国の山の縦走路」といった風情。
視界360度のパノラマロード。
縦走路の真っすぐ先には、次郎笈の山影が見えた。
道はその後、ゆったりとした上り下りを繰り返す。
斜面の巻道は道幅も狭く、笹の植生で足元がわかりづらい。
道を踏み外して谷側に滑り落ちないように、足の置場を確認しながら進む。
(念のため持ってきたトレッキングポールが足元の笹をかき分けるのに便利だった)
【AM8:00 高ノ瀬】
標高1740.8m
ここで少し休憩。
今回のトレッキング用に買った“シリオ”の靴「PF156-3」
昨日の雨と朝露に濡れた笹のせいで、ズボンから靴までびしょ濡れ・・・
防水は効いてないようなので、靴下が絞れるほど浸水していた(笑)
先は長いのでサクサクと進む。
遠くに見えていた次郎笈もだんだんと近づいてきた。
【AM9:00 奥祖谷二重かずら橋への分岐】
ここから2.4㎞ほどで、二重かずら橋に下りられる。
三嶺剣山縦走のエスケープルートとして使えそう。
(なんか、かずら橋観光の通行料は取られるみたい)
分岐のすぐ近くにある“丸石避難小屋”
造りは白髪避難小屋とほとんど一緒。
(ただ、ここには水場が無く、不人気小屋という話も聞きました)
【AM9:30 丸石】
標高1683.9m
出発の白髪避難小屋(標高1692m)からここまで約3時間。
大した標高差も無く、とてもなだらかな縦走路であることがよく分かる。
ところがこの縦走路、そんなに甘い訳では無い。
ここから次郎笈への最後の登りが待ち受ける。
いきなりの急登にかなり、へばる・・・
そして、ようやく次郎笈山頂直下。
【AM11:00 次郎笈山頂 到着】
標高1930m
次郎笈は、まだ小さかった子供たちを連れて登りに来て以来
11年ぶり2回目の登頂。
その時の過去記事がブログに残っていました。
「2009年6月 剣山に登りに行ってきました」
(もう、あれから11年も経つのか・・・)
次郎笈の頂上は小さな子供を連れた家族連れで賑わっていた。
これまでの縦走路とは全く違う雰囲気。
事実、剣山から次郎笈まではお子様の脚でも楽しめる人気のコース。
山頂でしばらく休憩していると、ガスがはれて最終目的地・剣山の姿が見えてきた。
いざ、今回の縦走、最後のピーク“剣山”に向かう。
つづく。。。
【AM5:00 起床】
テントから顔を出すと東の空が明るくなっていた。
昨晩は夜12時ごろ、辺りの足音に眠りを覚まされる。
気付いたらテントの周りを野生の鹿たちに囲まれていた。
テントの外に食料は出していないはずだが、どうやら近くで草を食べているようだ。
バリバリ、ムシャムシャ。眠気が吹っ飛ぶような凄い音がする。
(これが北アルプスで熊に囲まれていたら怖かっただろうな・・・)
昨晩のガスも明け方にははれて、綺麗な朝焼けが見える。
朝は少し冷える、と言ってもTシャツの上に薄いライトダウンを羽織る程度でちょうど良い気候。
爽やかな朝。
【AM5:50】
野営場からの御来光。
ここからだと、雲海や山裾から上る御来光は拝めない。
が、木々の間から太陽が昇ってきた。
すぐに空が明るくなり、遥か彼方の雲海まで見える。
朝陽に照らされた三嶺が綺麗だ。
(改めて感じたが、三嶺って本当に綺麗な山ですね。)
三嶺を眺めながら朝食を頂き、10分ほどかけてテントを撤収する。
ここでの昨日からの利用者は私を含めてテント3張り。
避難小屋には5名ほど泊まっていたようだ。
【AM6:20 白髪避難小屋 出発】
十二分に景色を楽しませてくれた白髪避難小屋の野営地をあとにする。
【AM6:30 平和丸】
林を抜けて、見晴らしのいいところに出ると、そこが“平和丸”。
高知県側の山脈がはるか遠くまで見通せる。
そして正面には笹で覆われた、緑の優しくたおやかな稜線。
まさに「これが四国の山の縦走路」といった風情。
視界360度のパノラマロード。
縦走路の真っすぐ先には、次郎笈の山影が見えた。
道はその後、ゆったりとした上り下りを繰り返す。
斜面の巻道は道幅も狭く、笹の植生で足元がわかりづらい。
道を踏み外して谷側に滑り落ちないように、足の置場を確認しながら進む。
(念のため持ってきたトレッキングポールが足元の笹をかき分けるのに便利だった)
【AM8:00 高ノ瀬】
標高1740.8m
ここで少し休憩。
今回のトレッキング用に買った“シリオ”の靴「PF156-3」
昨日の雨と朝露に濡れた笹のせいで、ズボンから靴までびしょ濡れ・・・
防水は効いてないようなので、靴下が絞れるほど浸水していた(笑)
先は長いのでサクサクと進む。
遠くに見えていた次郎笈もだんだんと近づいてきた。
【AM9:00 奥祖谷二重かずら橋への分岐】
ここから2.4㎞ほどで、二重かずら橋に下りられる。
三嶺剣山縦走のエスケープルートとして使えそう。
(なんか、かずら橋観光の通行料は取られるみたい)
分岐のすぐ近くにある“丸石避難小屋”
造りは白髪避難小屋とほとんど一緒。
(ただ、ここには水場が無く、不人気小屋という話も聞きました)
【AM9:30 丸石】
標高1683.9m
出発の白髪避難小屋(標高1692m)からここまで約3時間。
大した標高差も無く、とてもなだらかな縦走路であることがよく分かる。
ところがこの縦走路、そんなに甘い訳では無い。
ここから次郎笈への最後の登りが待ち受ける。
いきなりの急登にかなり、へばる・・・
そして、ようやく次郎笈山頂直下。
【AM11:00 次郎笈山頂 到着】
標高1930m
次郎笈は、まだ小さかった子供たちを連れて登りに来て以来
11年ぶり2回目の登頂。
その時の過去記事がブログに残っていました。
「2009年6月 剣山に登りに行ってきました」
(もう、あれから11年も経つのか・・・)
次郎笈の頂上は小さな子供を連れた家族連れで賑わっていた。
これまでの縦走路とは全く違う雰囲気。
事実、剣山から次郎笈まではお子様の脚でも楽しめる人気のコース。
山頂でしばらく休憩していると、ガスがはれて最終目的地・剣山の姿が見えてきた。
いざ、今回の縦走、最後のピーク“剣山”に向かう。
つづく。。。
Posted by god-field at 15:15│Comments(0)
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