2020年09月11日
2020年8月 三嶺剣山縦走登山 その4
剣山(つるぎさん)は標高1955mの山で、徳島県の最高峰。
同じく四国山地の石鎚山についで、近畿以西の西日本では2番目の高峰である。
日本百名山に選定され、徳島県では県のシンボルとされている。
修験道の山として古くから知られ、山岳信仰の対象として剣神社・大剣神社などがある。
別名を「太郎笈(たろうぎゅう)」と呼ばれ、南西側に対峙する「次郎笈(じろうぎゅう)」は兄弟峰。
リフトを使えば、起点の見ノ越駅から山頂近くの標高1750mまで上がることができるので
自分の体力やレベルに合わせて、誰でも登山やハイキングに挑戦することが出来ます。
(引用文)
次郎笈から剣山までは、片道1時間ほど。
見晴らしの良い尾根を歩いていくので家族連れやおしゃれな格好をした山ガールさん、年配のハイカーの方も多い。
しかし、2日間縦走してきて流石に最後の登りは堪える・・・
左手には、今日歩いてきた縦走路。
そして振り返ると次郎笈の姿。
次郎笈もなかなかドッシリとした堂々たる山容。
三嶺の縦走路からの眺めは、むしろ剣山より目立って見えた。
次郎笈の山頂からちょうど1時間。
最後の木道を登ると
【PM12:40 剣山山頂 到着】
三嶺の山頂から17km。
今日の白髪避難小屋から約6時間半。
ようやく、三嶺~次郎岌~剣山の三山登頂達成!
頂上は登山客。というか軽装の観光客で一杯。
剣山は見ノ越の登山口からリフトを使えば、わずか1時間ほどで登頂できるので
天気の良い週末のこの日は、ハイキングを楽しみに来ていた人が多かったです。
剣山の山頂付近は遊歩道や展望テラスが整備されていて、
山頂でのお弁当を楽しむには絶好の場所。
標高2000m近い山の上で、綺麗な空気を吸いながらのハイキングは
コロナ自粛で我慢していた人たちにとっては最高の休日ですね。
剣山頂上ヒュッテ。
ここは有人の山小屋に食堂や売店がある。
「ここまで来て、この登山初の売店!」
ここまでの道中は売店はおろか自然以外、何もありませんでしたから。
久しぶりに文明の香りを嗅いだ気がする(笑)
剣山ヒュッテではキンキンに冷えた三ツ矢サイダーを購入。
まずは今回の縦走達成に乾杯。
それと昼飯のラーメンに昨日の残りのソーセージぶっ込み。
ソーセージ入りチキンラーメン
山頂で食べるラーメン最高!
【PM13:50】
「さて、そろそろ下山しますか」
ヒュッテ横の剣山本宮宝蔵石神社をお参りして下山にとりかかる。
剣山にはいろいろな登山ルートがあるが、
下山は最短ルートの「尾根ルート」を選択。
最短ルートだと、わずか20分ほどでリフト乗り場の「西島駅」に到着。
“剣山観光登山リフト”は登山口からここまでわずか15分でたどり着ける、まさに文明の利器!
私も過去3回の剣山登山では毎回、利用させてもらっています(汗)
かなりリフトに乗りたい衝動に駆られましたが、せっかくここまで自分の脚で歩いてきましたから
大人しく下山道に向かいます。登山口の見ノ越までは1350m。
途中の西島キャンプ場を視察。
眺め良し。けっこう広くて、プライベート感のあるいいサイト。
(近くに水場もトイレもあるそうですよ、しかも設営無料!)
見ノ越の駐車場からリフトでたった15分。
重い荷物背負ってこなくても気軽に山キャンプが出来る。
「白髪避難小屋といい、なんでこんな良い場所を今まで気づかなかったのだろうか!?」
そんな事を考えているうちに、リフト乗り場が見えてくる。
ゴールはもうすぐそこ。
【PM15:00 見ノ越 到着】
ゴールの剣山登山口、見ノ越に到着。
登山口は剣神社の参道になっている。
「とりあえず」 2日間にわたる三嶺剣山縦走、無事完了。
そう、「とりあえず・・・」
ここ“見ノ越駐車場”から昨日出発した“名頃駐車場”までは自転車で戻る。
公共の交通機関はバスが走っているが、本数が少ないらしい。
ここから名頃駐車場までは約10キロの距離。
昨日の登山前にデポしておいた自転車を確保する。
「鍵は掛けていたが、盗まれていなくて良かった~」
(もう、ここから10キロ歩く気力は無い)
距離にして10キロと言うものの、名頃駐車場まではほぼ下りのダウンヒル。
ソロの縦走者は、皆さんこの方法を使う人が多いようです。
(間違っても逆のルートにしないようにね)
【PM15:30 名頃駐車場 到着】
無事、名頃駐車場に到着。
自転車での10キロのダウンヒルは30分もかからない。
風を切って下るのは最高に気持ちいい!
到着の証拠に車のガラスで自撮り・加工あり(笑)
これにて、今回の縦走登山は全て終了。
はじめて四国の山での本格登山だったが、思いのほか良かった。
当初、想像していたよりもはるかに景色が良く、歩きごたえのある良い道だった。
正直、北アルプスのトレーニング気分で計画した今回の山行だったが
四国の山の素晴らしさを認識させられた登山になった。
そして思いのほかキツかった・・・
「コロナ自粛で身体がナマッテルのかな~?」
おしまい。
同じく四国山地の石鎚山についで、近畿以西の西日本では2番目の高峰である。
日本百名山に選定され、徳島県では県のシンボルとされている。
修験道の山として古くから知られ、山岳信仰の対象として剣神社・大剣神社などがある。
別名を「太郎笈(たろうぎゅう)」と呼ばれ、南西側に対峙する「次郎笈(じろうぎゅう)」は兄弟峰。
リフトを使えば、起点の見ノ越駅から山頂近くの標高1750mまで上がることができるので
自分の体力やレベルに合わせて、誰でも登山やハイキングに挑戦することが出来ます。
(引用文)
次郎笈から剣山までは、片道1時間ほど。
見晴らしの良い尾根を歩いていくので家族連れやおしゃれな格好をした山ガールさん、年配のハイカーの方も多い。
しかし、2日間縦走してきて流石に最後の登りは堪える・・・
左手には、今日歩いてきた縦走路。
そして振り返ると次郎笈の姿。
次郎笈もなかなかドッシリとした堂々たる山容。
三嶺の縦走路からの眺めは、むしろ剣山より目立って見えた。
次郎笈の山頂からちょうど1時間。
最後の木道を登ると
【PM12:40 剣山山頂 到着】
三嶺の山頂から17km。
今日の白髪避難小屋から約6時間半。
ようやく、三嶺~次郎岌~剣山の三山登頂達成!
頂上は登山客。というか軽装の観光客で一杯。
剣山は見ノ越の登山口からリフトを使えば、わずか1時間ほどで登頂できるので
天気の良い週末のこの日は、ハイキングを楽しみに来ていた人が多かったです。
剣山の山頂付近は遊歩道や展望テラスが整備されていて、
山頂でのお弁当を楽しむには絶好の場所。
標高2000m近い山の上で、綺麗な空気を吸いながらのハイキングは
コロナ自粛で我慢していた人たちにとっては最高の休日ですね。
剣山頂上ヒュッテ。
ここは有人の山小屋に食堂や売店がある。
「ここまで来て、この登山初の売店!」
ここまでの道中は売店はおろか自然以外、何もありませんでしたから。
久しぶりに文明の香りを嗅いだ気がする(笑)
剣山ヒュッテではキンキンに冷えた三ツ矢サイダーを購入。
まずは今回の縦走達成に乾杯。
それと昼飯のラーメンに昨日の残りのソーセージぶっ込み。
ソーセージ入りチキンラーメン
山頂で食べるラーメン最高!
【PM13:50】
「さて、そろそろ下山しますか」
ヒュッテ横の剣山本宮宝蔵石神社をお参りして下山にとりかかる。
剣山にはいろいろな登山ルートがあるが、
下山は最短ルートの「尾根ルート」を選択。
最短ルートだと、わずか20分ほどでリフト乗り場の「西島駅」に到着。
“剣山観光登山リフト”は登山口からここまでわずか15分でたどり着ける、まさに文明の利器!
私も過去3回の剣山登山では毎回、利用させてもらっています(汗)
かなりリフトに乗りたい衝動に駆られましたが、せっかくここまで自分の脚で歩いてきましたから
大人しく下山道に向かいます。登山口の見ノ越までは1350m。
途中の西島キャンプ場を視察。
眺め良し。けっこう広くて、プライベート感のあるいいサイト。
(近くに水場もトイレもあるそうですよ、しかも設営無料!)
見ノ越の駐車場からリフトでたった15分。
重い荷物背負ってこなくても気軽に山キャンプが出来る。
「白髪避難小屋といい、なんでこんな良い場所を今まで気づかなかったのだろうか!?」
そんな事を考えているうちに、リフト乗り場が見えてくる。
ゴールはもうすぐそこ。
【PM15:00 見ノ越 到着】
ゴールの剣山登山口、見ノ越に到着。
登山口は剣神社の参道になっている。
「とりあえず」 2日間にわたる三嶺剣山縦走、無事完了。
そう、「とりあえず・・・」
ここ“見ノ越駐車場”から昨日出発した“名頃駐車場”までは自転車で戻る。
公共の交通機関はバスが走っているが、本数が少ないらしい。
ここから名頃駐車場までは約10キロの距離。
昨日の登山前にデポしておいた自転車を確保する。
「鍵は掛けていたが、盗まれていなくて良かった~」
(もう、ここから10キロ歩く気力は無い)
距離にして10キロと言うものの、名頃駐車場まではほぼ下りのダウンヒル。
ソロの縦走者は、皆さんこの方法を使う人が多いようです。
(間違っても逆のルートにしないようにね)
【PM15:30 名頃駐車場 到着】
無事、名頃駐車場に到着。
自転車での10キロのダウンヒルは30分もかからない。
風を切って下るのは最高に気持ちいい!
到着の証拠に車のガラスで自撮り・加工あり(笑)
これにて、今回の縦走登山は全て終了。
はじめて四国の山での本格登山だったが、思いのほか良かった。
当初、想像していたよりもはるかに景色が良く、歩きごたえのある良い道だった。
正直、北アルプスのトレーニング気分で計画した今回の山行だったが
四国の山の素晴らしさを認識させられた登山になった。
そして思いのほかキツかった・・・
「コロナ自粛で身体がナマッテルのかな~?」
おしまい。
Posted by god-field at 10:45│Comments(2)
│登山
この記事へのコメント
こんにちは。
三嶺ー剣山縦走お疲れ様です。こうして見るといい魅力的な山ですね。これだけ避難小屋が整備されているのはスゴイです。我が家も今年中に山小屋泊でどっか縦走したいねと話してたところで、かなり参考になりました。
あとはスタート地点に戻る問題ですね、バスがあればそれもクリアできますから、我が家の山会議に提案したいと思います(笑)
三嶺ー剣山縦走お疲れ様です。こうして見るといい魅力的な山ですね。これだけ避難小屋が整備されているのはスゴイです。我が家も今年中に山小屋泊でどっか縦走したいねと話してたところで、かなり参考になりました。
あとはスタート地点に戻る問題ですね、バスがあればそれもクリアできますから、我が家の山会議に提案したいと思います(笑)
Posted by てんぱぱ at 2020年09月14日 08:47
てんぱぱさん、こんにちは。
三嶺は登りやすくて良い山でした。剣山までの縦走路もいい道ですね。
バスは本数は少ないですが、時間さえ合えば便利かと思います。
あとはパパさんが、一人で車を取りに行くとか。
「山会議」いいですね!計画しているときが一番楽しいですから(笑)
四国の山も良かったので、次は西日本最高峰・石鎚山かな?と思っています。
その時はてんぱぱさんのレポを参考にさせて頂きます。
三嶺は登りやすくて良い山でした。剣山までの縦走路もいい道ですね。
バスは本数は少ないですが、時間さえ合えば便利かと思います。
あとはパパさんが、一人で車を取りに行くとか。
「山会議」いいですね!計画しているときが一番楽しいですから(笑)
四国の山も良かったので、次は西日本最高峰・石鎚山かな?と思っています。
その時はてんぱぱさんのレポを参考にさせて頂きます。
Posted by god-field at 2020年09月14日 18:03