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2017年09月22日

2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

大天井岳 標高2922m


大天井岳は北アルプスにある標高2922mの山、常念山脈の最高峰。
中房温泉から合戦尾根を経て槍ヶ岳へ登る表銀座縦走コースと
常念山脈との分岐点の山である。中部山岳国立公園内にあり、
日本二百名山に選定されている。山名は「おてんしょうだけ」。
別の呼び方として「だいてんじょうだけ」、「おおてんじょうだけ」とも呼ばれる。
中房温泉からの表銀座コース及び常念山脈縦走時に登られることが多い。
(引用文)


【2日目 後半】


2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

【AM11:20 大天荘】

出発からおよそ3時間半で大天荘に到着、大天井岳の頂上まではわずか10分ほどの距離なので
休憩せずにそのまま頂上に向かう。
大天荘の脇を通り登っていくとほどなく山頂に到着


2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

【AM11:30 大天井岳山頂 到着】

大天井岳山頂 標高2922m
常念乗越からちょうど3時間半での到着。
大天井岳も小学4年生の頃に1回登っているので、これで35年ぶり2回目の登頂。

2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

ここからみる“槍”も大迫力。小槍まではっきり見える。

2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

頂上からは、ここまで来た道(常念岳~大天井岳)、と・・・

2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

これから行く道(大天井岳~燕岳)が良く見通せる。

今回の縦走のメインである、常念岳~燕岳のルートが見渡せて大満足の眺望。
こうして見ると稜線伝いに続く縦走路はアップダウンも少なく、まさに天空回廊。
「今回、このルート選んで良かった~」と思える瞬間でもある。

2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4


頂上では記念写真を撮るなど、およそ20分ほど滞在して大天荘に戻る。

2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

現在の時刻はまだ昼の12時。
当初の予定ではここでテント泊の予定だが、まだまだ時間的にも体力的にも十分余裕がある。
明日の雨予報を考えて、今日中に燕山荘まで行く事にする。
なにより頂上から見た縦走路を眺めていると、天気の良いうちに歩きたくなってきた。
(故障した登山靴もあとどれくらいもつかわからないし・・・)


2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

そうと決まれば腹ごしらえ。大天荘で「かきあげうどん」を頂く。
うどんはコシがあってツルツルでうまい!
大天荘には他にも「インディアンランチ」や「冷やし中華」などの人気メニューがあり、
どれも美味しそう。
ここでのランチはお勧めですね。(今思えばインディアンカレーも食べておきゃ良かった・・・)


2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

【PM12:50】

大天荘を出発前に今回泊まる予定だったテン場の確認。
テン場に行くと、一番乗りの山ガールさんが“特等席”にテントを設営中。
ここも目の前が槍・穂高の展望。まわりに遮るものがないぶん素晴らしいロケーション。

山名「おてんしょう」は、神様のいる高いところ「御天所(おてんしょ)」が其の名の由来。
「ここから見る星空や御来光は、まさに神々の眺めなんだろうな~」
後ろ髪をひかれつつ、燕岳方面にむかう。

大天荘から燕岳方面へは一気に下る。


2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

【PM1:20 切通岩】

今回のルート唯一の鎖場。

2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

左側が切れ落ちているが、さほど高度感も無く。
梯子や鎖の距離も短いので気をつけて渡れば問題ない。
とは言え、いつもより重い荷物を背負っているので慎重に行く。


2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

鎖場を渡り終えホッと一息。
振り返ると大天井山頂に向かう登りが見える。今回のルートは下りだが、
燕岳→大天井岳のルートならば、この上がりを登らないといけない。
どっちかって言うと鎖場よりこの登りのほうが恐怖かも?

梯子の右側の岩に小さく小林喜作のレリーフが写っている。
有名な写真スポットだが、大天井岳からのルートなので見落としてしまった。
小林喜作は人力で槍ヶ岳に至る喜作新道を開設した、とにかくスゴイ人(・・・らしい)
私の古いのアルバムにもレリーフの前で撮った記念写真が残っている。


2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

あとは、槍ヶ岳と大天井岳を背に燕岳への縦走路を行く。


2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

【PM3:00 大下りの頭】

大天井岳~燕岳縦走路のおよそ中間地点。
燕→大天井なら「大下り」だが、大天井→燕なら「大上がり?」
名前ほど急な登り(下り)でも無い。

しかし朝の出発からここまで既に7時間。休憩を除いた歩行時間も6時間ほど。
いくら稜線の縦走路歩きとは言え、細かいアップダウンが体力を奪っていく。
健脚の人ならともかく、普段から運動不足のメタボな身体にはかなり堪えてくる。
このあたりが疲労感満載で一番キツかった・・・

2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

ここからの道はなだらかなはずだが、雲の先に見える燕山荘がやけに遠い・・・


2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

【PM3:20 蛙岩】

右側の出っ張っているのが蛙岩(げえろいわ)。
「誰が名づけたのか知らないが、カエルには見えないな」

2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

近くにあるこちらの岩が蛙岩という情報もあるけれど、(実際私もそう思っていた)
岩の大きさから言えば、さしづめこちらはウシガエルか?

どちらにせよ、ここまで来れば燕山荘まではあと1.2kmの距離。


2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

燕山荘が見えた!


2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

【PM4:00 燕山荘到着】

ここまで長かった・・・
今日の出発点の常念乗越からここまで8時間。こんなに歩いたのは何年ぶりだろうか。
身体は疲れているが、心地よい達成感。

2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

燕岳も相変わらず綺麗だ。

2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

槍をバックに自撮り。
明日は中房温泉への下山を残すだけなので、ほぼやり切った感が溢れている。


2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

燕山荘テン場。
収容数は30張り。少し狭くて、眺めも常念や大天井のテン場と比べるとイマイチ。
これからテントを張る時間も体力もまだ残っているが、
燕山荘で再度、天気を確認すると今日の夜から雨。明日も雨。
「となると、明日は雨撤収してから濡れて重くなったテントを担いであの急な合戦尾根を下るのか・・・」

(いろいろ言い訳書きましたが、
すでにテントを張る気は無く、すぐに燕山荘に宿泊の受付に入っていきました。)

2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

テント泊の予定で予約はしていなかったが、この日は平日なので問題なく泊まれそう。
宿泊受付も私が一番最後のほうだった。


2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

【PM4:30】

燕山荘の喫茶室でケーキを頂く。
アルコールより甘い物が好きな私。今日の縦走で疲れきった身体に糖分補給。
(だから痩せないんだな・・・)


この日のお部屋。

2017年 常念岳~燕岳 縦走 その4

4畳+板間2畳のスペースに一人。 貸切状態。
まるで旅館の一室。。。

「山小屋、万歳! 燕山荘、最高ー!!」

(これでは、テント担いで登るモチベーションが・・・)


>【3日目】につづく。。。































































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